2019年10月09日
宗派の違いを理解しておくことの大切さ
日本は仏教国です。そのため、日本にお住いの多くのご家族の方は、お葬式を仏教式で行います。しかし仏教とひと言で言っても日本には数多くの宗派があり、宗派によって葬儀形式にはちがいがあることも理解しておかなくてはなりません。
ご家族が檀家として入っている宗派に関しても、お葬式の際に初めてそのしきたりを目の当たりにするというご家族も少なくありません。日蓮宗などは他の宗派との違いがはっきりしていますので、そのあたりを理解しておかないと礼儀に欠くということにもなりかねません。
宗派の習わしやルールに関しては、お寺の僧侶の方にお問い合わせをしていただければ正しく教えてくれますので、遠慮なく訪ねてみましょう。専門書やインターネットの専門情報サイトも存在していますが、お寺の僧侶の方は当然宗派のルールに関しての専門家ですので、直接訪ねてしまうのが確実です。
きめ細かくルールを守る必要はありませんが、お葬式やお通夜、告別式に参列する際にルールを弁えておくという事も社会人としてのマナーの一つと言えるでしょう。参列者として葬儀に行かれる際は、故人を慈しむお気持ちがあればマナーにこだわる必要はないという考えもありますが、ご遺族のお気持ちに対する礼儀としてもマナーは身に着けておきましょう。