2018年11月16日
香典の相場や香典袋の書き方のマナー
急にお通夜やお葬式に参列することになり、慌てて準備することが多い香典ですが、いくら包めば良いのか悩みませんか。また、袋の筆書きはどうすれば良いのでしょう。香典の相場は、ご自身と相手の関係性により変わって来ます。
一般的に、両親の場合は5万円?10万円、親戚は1万円?5万円、仕事の関係者や友人などは5千円?1万円程が相場です。相場と言っても幅がありますが、ご自身の年齢や職業などにより金額を決めたり、以前に香典を頂いたことがある場合は同額にすれば良いでしょう。
高すぎると、返ってお返しなどで気を遣わせてしまう事もありますので注意しましょう。また、袋の筆書きについてですが、弔事の場合は薄墨で書くのがマナーです。表袋ののし部分は最近は濃い筆字で印字されているものも多いですが、名前は間違わずに薄墨で書きましょう。名前はフルネームで書き、連名は避けましょう。夫婦で参列する場合は、夫の名前を書くのが一般的です。お札を入れる中袋に関しては、住所や金額など小さい字を筆字で書くと、相手の方がお返しなどを送る際に読み辛いため、ボールペンで書いても構いません。入れたお札の金額を書く場合は、壱萬円や参萬円など旧字体で書くのが正式です。薄墨の筆ペンはコンビニなどに売っていますが、万が一用意できない場合はサインペンでも構わないことになっています。ただし、大人のマナーとして一本用意しておくと良いですね。正しいマナーを知り、急な弔事でも失礼のないようにしましょう。