2021年07月06日
葬式タイプの中の1つである直葬の特徴
葬式には様々なタイプがあり、一般的には一般葬や家族葬と呼ばれる式タイプが多く選ばれています。通夜と告別式を2日間に分けて行うものであり、遺族や親族だけでなく多くの参列者が故人と最後のお別れをする事が可能です。
そんな葬式タイプの中でも、種類の1つとして直葬があります。これは通夜や告別式などが行われないのが特徴であり、直ぐに火葬を行い弔う葬式タイプとなります。通夜や告別式などを執り行わないので、葬儀業者によっては葬式タイプとは異なり火葬式や荼毘と呼ばれる事もあります。
式自体の特徴としては基本的に参列者などはおらず、遺族が集まり10分程度お別れをしたのち火葬されます。基本的には遺族のみとなりますが、場合によっては数名の参列者もいる場合もあります。その場合は遺族の許可を得た上での参列となります。
最後のお別れ自体は10程度と短いですが、その際に僧侶に依頼することで読経してもらう事も可能です。基本的に斎場などの利用などもなく火葬場の利用や僧侶の方への費用のみになるので、葬式自体は15万から30万程度と他の葬式タイプに比べるとぐっと費用を抑える事ができる式タイプの1つとなります。
ただし通夜や告別式を執り行わないという点で、様々な理由や事情によって選ばれる式タイプの1つといえます。